【兵庫県・尼崎市】教育の未来を語り明かす会vol.6 in 尼崎市立ユース交流センター

兵庫県尼崎市にある尼崎市立ユース交流センターにて開かれた「教育の未来を語り明かす会vol.6」。オンラインフリースールchoiceの代表として、イベント運営に参画しました。

教育の未来を語り明かす会vo.6

兵庫県尼崎市教育の未来を語り明かす会ユースセンターオンラインフリースクールchoice

教育の未来を語り明かす会(ミラカタ)とは、教育に関わる多様な人たちと「変わらない教育の本質」と「これからの教育の方向性」について語り合う会です。例年多様な教育関係者の方が参加し、ゆるりとつながって学び合う関係性を育んできました。

今回のテーマは「こどもの権利」。こども家庭庁ができて、メディアなどにも改めて取り上げられるようになったこの言葉。今回のミラカタでは「こどもの権利を大切にする場」とはどういうものなのかを、多様な事例に触れることで深めています。

・教育の未来を語り明かす会vol.6(イベントページ)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdGrL9IJE-_MX9Xd3zMZgrKZRdc7brGYuYwfpy5uYnE1vVaIg/viewform

運営スタッフ

兵庫県尼崎市教育の未来を語り明かす会ユースセンターオンラインフリースクールchoice

・矢吹 卓也(Yabuki Takuya)
1993年岡山出身。認定NPO法人コクレオの森/箕面こどもの森学園低学年担当スタッフ。高校生のときに、クラスに馴染めずに不登校になったことをきっかけに、個を尊重する教育に興味を持つ。大学卒業後、冒険教育のファシリテーターや児童相談所勤務を経て、2019年4月より現職。自己肯定感を土台に、自分も人も大切にしていける人を育む教育を探究中。

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・北林 和樹(Kitabayashi Kazuki)
1996年兵庫県出身。尼崎市のシェアスペースと併設した児童ホームつくしのスタッフ。2019年9月「共に生きる」を学ぶため、オランダでイエナプランを学ぶ。2020年より、日常の中で学びが育まれるシェアハウスの実践、地域の多様な世代の方が集まるシェアスペースhinataなどに関わる。地域の中で共に生きることを模索する。

兵庫県尼崎市教育の未来を語り明かす会ユースセンターオンラインフリースクールchoice

・日野 健太郎 (Hino Kentaro)
ナレッジ・ブローカー。文系と理系の仲介人。体験学習と発達科学の立場から、教育の統一場理論を目指して探究中。野外教育をベースに、子供・若者の育成支援(ユースワーク)、指導者養成や組織開発などを専門とする。人を育てる人を育てる人を育てる人。座右の銘は「臨淵羨魚」。

兵庫県尼崎市教育の未来を語り明かす会ユースセンターオンラインフリースクールchoice

・中野 広夢(Nakano Hiromu)
1992年生まれ、奈良県出身。畿央大学教育学部にて小学校教諭一種免許状を取得。卒業研究では「フリースクールにおける教育評価」をテーマに、兵庫県の六甲にある「ラーンネット・グルーバル・スクール」で実践研究を行う。卒業後は人材派遣会社の営業、公立小学校教諭を経験。その後、民間学習塾の教室長、認定こども園の保育補助を経て兵庫県加古川市でまちづくり・地方創生の仕事に就く。2022年11月より独立。

オンラインフリースクールchoice

兵庫県尼崎市教育の未来を語り明かす会ユースセンターオンラインフリースクールchoice

兵庫県加古川市を中心に、不登校児童・生徒を対象とした「未来を選び取る力を育てる」オンラインフリースクール。仮想空間「ovice」とICT教材「eboard」を使用し、オンライン上で子どもたちに学習指導、居場所づくり、探究型学習やクリエイト活動などの学びの機会を提供しています。

・【兵庫県・加古川市】不登校児童・生徒を対象としたオンラインフリースクール「choice」を始めます。
https://ropeth.com/2023/05/08/choice-edu/

【会場情報】尼崎市立ユース交流センター

すべての子どもたちが多様な価値観に触れ、自分らしく生きる社会を目指し、令和元年10月にオープンした青少年の居場所。「出会う」「実践する」「つなぐ」の三つの機能を特徴としており、利用者はゲームをしたり、大画面で映画を見たり、バンドの練習をしたりなど、思い思いに過ごせるスペースになっています。

兵庫県尼崎市みんなの尼崎大学オープンキャンバスあまがさき・ひと咲きプラザ アマブラリ 尼崎ユース交流センター
エントランス機能を持つFree space。
兵庫県尼崎市みんなの尼崎大学オープンキャンバスあまがさき・ひと咲きプラザ アマブラリ 尼崎ユース交流センター
兵庫県尼崎市みんなの尼崎大学オープンキャンバスあまがさき・ひと咲きプラザ アマブラリ 尼崎ユース交流センター
過ごし方は自由で、のびのびと活動している様子が見られる。
兵庫県尼崎市みんなの尼崎大学オープンキャンバスあまがさき・ひと咲きプラザ アマブラリ 尼崎ユース交流センター
友人と誘いあってボードゲームを楽しんでいる若者たち。
兵庫県尼崎市みんなの尼崎大学オープンキャンバスあまがさき・ひと咲きプラザ アマブラリ 尼崎ユース交流センター
宿題や作業をしている人たちも。
兵庫県尼崎市みんなの尼崎大学オープンキャンバスあまがさき・ひと咲きプラザ アマブラリ 尼崎ユース交流センター
どこでどう過ごすかはそれぞれの自由。
兵庫県尼崎市みんなの尼崎大学オープンキャンバスあまがさき・ひと咲きプラザ アマブラリ 尼崎ユース交流センター
集中している利用者に無理に干渉することなく、「手はかけず、目をかける」といった適度な距離感で関わるスタッフ。
兵庫県尼崎市みんなの尼崎大学オープンキャンバスあまがさき・ひと咲きプラザ アマブラリ 尼崎ユース交流センター
天気のいい日は屋外でもくつろげる。

エントランスとなっている「Free space」のほか、学習室や図書コーナー、アクティビティを楽しめるホールなども完備。さまざまな用途に対応できる、懐の深さが感じられる素敵な施設でした。

兵庫県尼崎市みんなの尼崎大学オープンキャンバスあまがさき・ひと咲きプラザ アマブラリ 尼崎ユース交流センター
学習スペースでは勉強をしたり、調べ物などが可能。
兵庫県尼崎市みんなの尼崎大学オープンキャンバスあまがさき・ひと咲きプラザ アマブラリ 尼崎ユース交流センター
市の図書館機能を持ち合わせており、近隣の家族連れが多く利用する図書コーナー。

【施設情報】
住所:兵庫県尼崎市若王寺2丁目18番4号 あまがさき・ひと咲きプラザ内
HP:https://youthconso.jp/
開館日・休館日:
【開館日】火曜日~土曜日:午前9時~午後9時、日曜日・祝日・振替休日:午前9時~午後5時 
【休館日】月曜日(祝日の場合は開館)・年末年始
利用料:青少年無料
お問い合わせ先:
【TEL】06-6423-7788
【E-mail】info@youthconso.jp
SNS:TwitterInstagram

イベントレポート

これまで過去5回、1泊2日で実施されてきた「教育の未来を語り明かす会」。読んで字の如く「語り明かす」会なのですが、第6回目は日帰りの1日プログラムでの実施となりました。場所はユースワークのメッカ、尼崎市。近年若者の積極的な活動や、それをサポートする行政体制が注目を浴びており、多くのメディアで取り上げらています。

・本気の選挙ごっこやってみた 若者たちの「いっさい責任とりま選!」
https://www.asahi.com/articles/ASR2941RNR28PTIL00N.html

・「なぁ大人聞いてんか」校則に苦しむ中学生、ラップで行政動かした
https://www.asahi.com/articles/ASR2T7290R2TPIHB006.html

私も個人的に興味があって、以前「みんなの尼崎大学」というイベントに参加してきましたが、熱量の若者が多くとても衝撃を受けました。

・【兵庫県・尼崎市】みんなの尼崎大学オープンキャンパスVOL.36「オトナはわかってくれない、のか?」に参加してきました。
https://ropeth.com/2023/05/22/minnanoamagasakidaigaku-vol-36/

今回の会場が尼崎市立ユース交流センターということで、市の制度やサポート、ユースワーカーの取り組みなどの話を聞けるのがとても楽しみにしていました。

当日は会場が手狭に感じるほどに多くの関係者が参加。民間、公問わず広く教育に関わっている人をはじめ、福祉や行政といった領域で活躍する参加者が集まりました。

兵庫県尼崎市教育の未来を語り明かす会ユースセンターオンラインフリースクールchoice

最初はお互いに自己紹介。それぞれが取り組んでいる活動や参加した目的などを発表し合いました。このタイミングで目的意識を明確にすることで、イベントでの学習の構えができあがります。ただ漫然と参加するのではなく、何を学んで何を持って帰りたいのかを言語化し、意識的に取り組むことがイベント成功の大事な仕掛けです。

兵庫県尼崎市教育の未来を語り明かす会ユースセンターオンラインフリースクールchoice

各々の自己紹介が終わった後は、いよいよ登壇者の発表へ。最初のスピーカーは当イベントスタッフである北林さん。

兵庫県尼崎市教育の未来を語り明かす会ユースセンターオンラインフリースクールchoice
尼崎市のシェアスペースと併設した児童ホームつくしのスタッフの北林 和樹さん。

今回のテーマである「子どもの権利」に触れながら、児童ホームつくしの取り組みについて紹介されました。話の中で特に参加者の注意を引いたのは「あるべき姿という呪い」。

社会にはさまざまな「〜べき」があり、例えば「女性だからこうあるべき」「男性だからこうあるべき」というジェンダーバイアスや、「親だからこうあるべき」「社会人だからこうあるべき」といった役割や所属に関する縛りもあります。私たちはそうした呪いにがんじがらめにされており、それは子どもも同様だと北林さんは話します。

「『子どもが真ん中にある』状態を目指すにあたり、こうした”呪縛”とどう向き合っていくのか、私たちは常に考えておく必要があると思います。社会的マルトリーメントという言葉がありますが、意図の有無にかかわらず、権威を持つ人間が持たない人間に対して『こうすべきた』『ああすべきだ』と一方的な価値観で接すると、相手の心身に大きなダメージを与えかねません」。

参加者たちは真剣な眼差しで話に聞き入り、自身たちが無意識に持つ権威性に向き合っていました。

兵庫県尼崎市教育の未来を語り明かす会ユースセンターオンラインフリースクールchoice

続いての発表者は同じく当イベント主催者であり、フリースクールスタッフの矢吹さん。

兵庫県尼崎市教育の未来を語り明かす会ユースセンターオンラインフリースクールchoice
認定NPO法人コクレオの森/箕面こどもの森学園低学年担当スタッフの矢吹 卓也さん。

兵庫県尼崎市教育の未来を語り明かす会ユースセンターオンラインフリースクールchoice

そして最後にスピーカーを務めたのは、尼崎市立ユース交流センターの片岡さんと、能島さん。

兵庫県尼崎市教育の未来を語り明かす会ユースセンターオンラインフリースクールchoice
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なぜそのテーマを話したいのか。

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兵庫県神戸市加古川市姫路市ライターカメラマンロペス

━━━━profile━━━━
兵庫県を拠点として活動している編集ライター、カメラマン。大学卒業後、小学校教諭、塾講師、保育士を経験。2019年からは合同会社hyphenに転職し、コワーキングスペースmocco姫路スタッフ、コワーキングスペースmocco加古川の立ち上げに関わり、コミュニティマネージャーとして活動。その後兵庫県播磨地域の情報誌『まるはり』の編集・取材フォトライターを経て独立。
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