兵庫県加古川市にある、旧加古川図書館の写真撮影および展示会に参加しました。
旧加古川図書館(旧加古川公会堂)
旧加古川図書館は、1935年に当時の兵庫県営繕課長である置塩章が設計し、「加古川町公会堂」として竣工されました。同世代の他の公共物と比べると異彩を放っており、ゴシックなどの古典様式をベースとしつつ、アール・デコのデザインでまとまっているという、非常にユニークなデザインになっています。また、幾何学模様のステンドグラスを用いた大アーチ窓も特徴的です。
プロジェクト概要
旧加古川図書館がこの度役割を終え、移転するにあたり、後世に遺そうと活動しているpakupaku park様の理念に賛同して写真撮影会に参加しました。
・「どう残すか」閉館した旧加古川図書館 住民団体が写真集作成(神戸新聞)
https://www.kobe-np.co.jp/news/touban/202111/0014820438.shtml
当日の様子
当日は特別に許可をいただき、館内を撮影させていただきました。実際に子どもたちが読書を楽しんでいる様子や、美しい建築様式を写真に収めることができました。
また、図書館近辺の公園での風景も撮影し、図書館を含めエリア全体の歴史を遺せるようにしました。
旧加古川図書館フォトブック
当プロジェクトで撮影した写真はフォトブックに掲載いただいております。地域の歴史ある文化をこうして形に遺せて光栄に思います。
また、併せて旧加古川図書館の建設に携わった前川建設株式会社代表取締役社長の前川容洋様と、旧加古川図書館元館長の荒木宏明様のインタビューも担当。記事を寄稿させていただきました。
・【兵庫県・加古川市】pakupaku park「旧加古川図書館デジタルブック制作『前川建設株式会社』『旧加古川図書館館長』インタビュー」
https://ropeth.com/2021/11/10/pakupakupark-kakogawalibrary2/
現在ネットからデジタルブックが閲覧できますので、是非ご覧ください。
・デジタルブックリンク
https://my.ebook5.net/PakuPakuPark/kakogawalibrary/
━━━━profile━━━━
兵庫県を拠点として活動している編集ライター、カメラマン。大学卒業後、小学校教諭、塾講師、保育士を経験。2019年からは合同会社hyphenに転職し、コワーキングスペースmocco姫路スタッフ、コワーキングスペースmocco加古川の立ち上げに関わり、コミュニティマネージャーとして活動。その後兵庫県播磨地域の情報誌『まるはり』の編集・取材フォトライターを経て独立。
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