内閣官房「まち・ひと・しごと創生本部」時代以来、地方創生を主導してきた現デジタル庁統括官・村上氏。氏の課題意識である地方創生の脱「人依存」に挑むべく、EY「知恵のプラットフォーム」が立ち上がって始動した「地方創生先駆者会議」。
・「地方創生先駆者会議」詳細
https://journal.ridilover.jp/topics/aba7298d6e5d
その第5回にあたる、愛媛県松山市で民主導のまちづくりに取り組む加戸慎太郎氏のプレゼンテーションの様子を、Ridilover journalにてまとめ、執筆しました。
まちづくりを自分事としてとらえ、主体的に参画したくなる仕組みをどうつくるか。
周りの理解・協力を得るために必要なコミュニケーションとは何か。
そして、地域エコシステムの構築にあたってキーワードになるという「浸透膜」と「逆浸透膜」とは何か。
加戸氏のプレゼンを基に、他市でも応用可能な成功のエッセンスを探りました。地方創生やまちづくりに関わられている方にとって、千思万考の機会になると思います。ぜひご一読ください。
・「あいつがいるなら行かない」 愛媛県松山市、地域のしがらみを乗り越えた「誰がつくったかわからない磁石」
https://journal.ridilover.jp/issues/8af19fcb3258
プレゼンで用いられていたフレームワークや用語に難解なものが多く、記事化するにあたって文献や資料とめちゃくちゃ格闘しながらまとめたのですが、それでも結構難しい。
趣旨をざっくりまとめたので参考になれば!
・地域の関係者の理解を得る為に、「人流」「金流」「商流」をデータ化し、事実ベースでコミュニケーションを取ることが大事だよね
・でもそれだけでは人は動かないから、「誰が作ったかわからない”磁石”」が必要だよ
・人は他人に踊らされるのを嫌うから、「誰が作ったかわからない」が大事になるよ
・一人に負担が集中しないよう、それぞれ役割を分けて体制を整えてやっていこうね
・地域内でうまくいっても、都心や国外の強力なプラットフォーマーにお金や人を吸い出される恐れがあるよ
・地域と地域外との綱引きの構図はどうにもならないのか、ここをみんなと考えていきたいよ
掲載元のRidilover Journalは、株式会社Ridiloverが運営しているメディアです。さまざまな社会問題の背景にある構造を可視化し、記事で広く世間に発信することで、「無関心の打破」を目指しています。
・Ridilover Journal
https://journal.ridilover.jp/
今回執筆させていただいた記事の他にも、社会問題に深く切り込み、わかりやすく構造化した記事が多数掲載されておりますので、ぜひご覧ください。
・Ridilover Journalに寄稿したその他の記事
https://ropeth.com/tag/ridilover/
━━━━profile━━━━
兵庫県を拠点として活動している編集ライター、カメラマン。大学卒業後、小学校教諭、塾講師、保育士を経験。2019年からは合同会社hyphenに転職し、コワーキングスペースmocco姫路スタッフ、コワーキングスペースmocco加古川の立ち上げに関わり、コミュニティマネージャーとして活動。その後兵庫県播磨地域の情報誌『まるはり』の編集・取材フォトライターを経て独立。
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