【大阪府・大阪市】新しい”生き方”の祭典「新生博(旧生き方見本市)」QUINTBRIDGE登壇

大阪府大阪市、京橋エリアにあるオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」にて開催された、新しい生き方の祭典「新生博」にて、プログラム「クリエイター業の『思ってたより?』の話。」に登壇しました。

新生博

新生博大阪京橋QUINTBRIDGEクイントブリッジ生き方見本市生き博

「新生博」は、民間企業や行政、NPO法人、クリエイター……さまざまな分野で活動する人々が交わり、ワークショップやトークセッションでもてなすフェス型イベント。「生き方をじっくり考えたい」、「新しいプロジェクトや展開をつくりたい」、「面白い人と知り合いたい」といった方々を対象としており、「生き博」「生き方見本市」を前身としています。

・新生博イベント詳細ページ(Peatix)
https://shinikihaku1.peatix.com/

・新生博公式アカウント(X)
https://x.com/ikikataKANSAI

クリエイター業の『思ってたより?』の話。

新生博大阪京橋QUINTBRIDGEクイントブリッジ生き方見本市生き博

デザインをしたり、アイデアを考えたり、経営のご相談に乗ったり。そんな、モノづくりを大切にしながら、モノづくりの外でも手を動かす3人が集合。楽しかったことやしんどいこと、仕事が教えてくれたこと、これからやりたいことをお互いに深掘り。20代という時間。仕事に求めるもの。年収もほしい。生き方を、クリエイティブという仕事から見つめてみる時間です。

登壇者

新生博大阪京橋QUINTBRIDGEクイントブリッジ生き方見本市生き博中町勇輝kumu

中町勇輝 / kumu代表
大阪府高槻市出身。京都造形芸術大学出身。大学時代に滞在した鯖江市での「いい商品が売れない」ことへのモヤモヤを解決するため、新卒で中小企業のデザイン経営を推進する「株式会社SASI」に入社。デザインとマーケティングの目線でクライアントのブランド支援を行う。目の前の売上と中期的なブランディングの両軸を踏まえた支援を意識しながら成長に貢献。2023年7月に独立し、兵庫、大阪、京都を中心にデザインとマーケティングの視点を活かした事業支援を行う。

<HP>https://kumuculture.com/
<SNS>X(Twitter)

新生博大阪京橋QUINTBRIDGEクイントブリッジ生き方見本市生き博中野広夢Ropeth

中野広夢/Ropeth代表
近畿圏を拠点として活動している編集ライター、カメラマン。Ropeth/ロペス代表。大学卒業後、小学校教諭、塾講師、保育士を経験。2019年からは合同会社hyphenに転職し、コワーキングスペースmocco姫路スタッフ、コワーキングスペースmocco加古川の立ち上げに関わり、コミュニティマネージャーとして活動。その後兵庫県播磨地域の情報誌『まるはり』の編集・取材フォトライターを経て独立。2024年3月より大阪・福島のコワーキングスペースGRANDSLAMのコミュニティマネージャー。

<HP>https://ropeth.com/
<SNS>X(Twitter)Instagram

新生博大阪京橋QUINTBRIDGEクイントブリッジ生き方見本市生き博池田慧  株式会社エイド・ディーシーシー

池田慧  株式会社エイド・ディーシーシーProducer/Copywriter
プロデューサー/コピーライター。1992年生まれ。兵庫県西宮市出身。セプテーニ、制作事務所、ジェイアール東日本企画を経て現職。多領域の業務経験を活かした総合的な戦略立案&企画開発によるブレイクスルーを図る。「正直の頭に神宿る」がモットー。交通広告グランプリ優秀賞、#PoweredByTweets Japan 2022グランプリ、大阪コピーライターズクラブ新人賞等。

<HP>https://www.aid-dcc.com/
<SNS>X(Twitter)Instagram

登壇の様子

同い年のコピーライターで友人の池田くんに誘っていただいた今回の登壇イベント。親交のあるデザイナー、中町くんを含め3名で臨みました。

新生博大阪京橋QUINTBRIDGEクイントブリッジ生き方見本市生き博

イベントは会場内の各ブースで同時多発的にコンテンツが提供されており、当ブースの他にも魅力的なコンテンツや登壇者がたくさん。どれだけ聴講者が訪れるか見通しがあまり持てませんでしたが、蓋を開けてみるとたくさんの方々にお越しいただきとても嬉しかったです。

新生博大阪京橋QUINTBRIDGEクイントブリッジ生き方見本市生き博

テーマは「クリエイター業の『思ってたより?』の話」。これまでクリエイターとしてキャリアを経る中で、それぞれの「思ってたより○○」な話を中心にディスカッション形式で進行しました。

新生博大阪京橋QUINTBRIDGEクイントブリッジ生き方見本市生き博
新生博大阪京橋QUINTBRIDGEクイントブリッジ生き方見本市生き博
テーマは他にも「3人で話したいよね」と話題に上がったものを選定。

お話しした内容はテーマボードの通り多岐に渡るのですが、レポートでは特に印象に残った部分に絞ってご紹介します。

個人的に今回の登壇で「これは話したい」と強く推したのは、漫画『左ききのエレン』の作中で出てきた「AK LINE」。要はクリエイターの格付けなのですが、これがとても良くできていて、「自分たちってどこのレベルなんだろうね」という話をしました。

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漫画『左ききのエレン』より。

お仕事の中でたくさんのクリエイターと関わってきて、それぞれ“視座”が異なることに気づいたのが話題のきっかけです。ある人は「最高のクリエイティブを目指したい」と話し、またある人は「クリエイティブはあくまで手段であり、大事なのはそれを用いて世の中にどういった影響を生めるかだ」と話す。クリエイターによって見ているものが全然違うんですよね。

これは教育関係で学んでいた成人発達理論である「インテグラル理論」と共通するところがあり、それぞれのフェーズで人の意識が異なることに共通点を見出しました。

新生博大阪京橋QUINTBRIDGEクイントブリッジ生き方見本市生き博
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世間では十把一絡げに「クリエイター」と呼称するけれども、その視座はまるで違います。自分のことだけ、自社のことだけを考えている人もいれば、業界全体を見ている人もいるし、さらには社会や世界を見ている人も。今自分たちはこれのどこにいて、どこを目指すべきなのか。そしてそれぞれの段階を上げるにはどうすれば良いのかについて話しました。

新生博大阪京橋QUINTBRIDGEクイントブリッジ生き方見本市生き博

ディスカッションでは、「視座だけ上がって実力が追いついていないクリエイターも多々いる」といった話や、「社会貢献と言いつつでもやっぱり収益性を担保してなんぼだよね」との話が出てきて、それぞれが大事にしている部分が浮き彫りに。プログラム中に答えを導き出すことはかないませんでしたが、千思万考の充実した時間を過ごすことができました。

参加者からはX上で嬉しいコメントをいただいており、今後のクリエイティブ制作において何かしら糧になったのなら幸いです。

誘ってくれた池田くん、ご一緒させていただいた中町くん、そしてブースに足を運び耳を傾けてくださった皆様、本当にありがとうございました。


兵庫県神戸市加古川市姫路市ライターカメラマンロペス

━━━━profile━━━━
近畿圏を拠点として活動している編集ライター、カメラマン。大学卒業後、小学校教諭、塾講師、保育士を経験。2019年からは合同会社hyphenに転職し、コワーキングスペースmocco姫路スタッフ、コワーキングスペースmocco加古川の立ち上げに関わり、コミュニティマネージャーとして活動。その後兵庫県播磨地域の情報誌『まるはり』の編集・取材フォトライターを経て独立。2024年3月より大阪・福島のコワーキングスペースGRANDSLAMのコミュニティマネージャー。
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