日本酒の魅力を多角的に発信するWebメディア「Sake World」にて、兵庫県神戸市東灘区に本社を置く白鶴酒造株式会社への記事の取材・執筆・写真撮影を担当しました。

・<制作記事>[兵庫/白鶴酒造 ]愛され続ける食卓の“日常酒”「まる」
伝統と革新の両輪で「ブレンド日本酒」の新領域へ
https://sakeworld.jp/special/2610hakutsuru_maru/
Sake World

株式会社リーフ・パブリケーションズが運営する、日本酒の魅力を多角的に発信するWebメディア。全国各地の酒蔵や造り手へのインタビューをはじめ、日本酒の製造技術や歴史、食文化、最新の業界動向など、幅広い情報を発信している。
また、異なる日本酒を組み合わせて新たな味わいを生み出す「ブレンド日本酒」にも注目。オリジナルの日本酒をつくる「アッサンブラージュクラブ」や「My Sake World」などの取り組みを通じて、日本酒の新たな楽しみ方や可能性を提案している。
・株式会社リーフ・パブリケーションズ(HP)
https://leafkyoto.co.jp/
・Sake World(HP)
https://sakeworld.jp/
白鶴酒造株式会社

1743年に創業した、兵庫県神戸市東灘区に本社を置く日本酒メーカー。日本有数の酒どころとして知られる灘五郷の一つ、御影郷を拠点に、280年以上にわたって日本酒造りを続けている。

代表銘柄には「白鶴」や「まる」などがあり、なかでも1984年に発売された「まる」は、全国の食卓で親しまれてきたロングセラー商品。伝統的な酒造りの技術を継承する一方、研究開発や品質管理にも力を注ぎ、長年培ってきた醸造技術やブレンド技術を活かした新たな商品開発にも取り組んでいる。
・白鶴酒造株式会社(HP)
https://www.hakutsuru.co.jp/
記事制作について
今回の記事制作で意識したのは、長年親しまれてきた「まる」という商品の魅力を、その味わいを支える技術や造り手の思想から紐解くこと。伝統を守るための技術が、新たな価値を生み出すための技術にもなるという視点から、白鶴酒造の現在地と今後の可能性を描きました。
写真撮影について
写真撮影では、インタビューに応じていただいた社員の人柄や、長年にわたって日本酒造りに向き合ってきた白鶴酒造の姿勢が伝わることを意識しました。
人物撮影では、インタビュー中の自然な表情を大切にしながら、専門的な内容を丁寧に説明する姿や、長年携わってきた仕事への想いが感じられる瞬間を捉えることを心がけました。










また、記事では酒造りの技術や商品の歴史など、専門的な内容も多く扱っています。そのため、人物写真だけでなく、商品や関連するビジュアルも組み合わせることで、読者が内容を具体的にイメージしながら読み進められる構成を意識しました。












記事制作にあたって
近年、ブレンド技術を活かした高価格帯の日本酒が注目を集めています。一方、白鶴酒造の「まる」は、40年以上前から複数の原酒を組み合わせるブレンド技術を活用し、全国のさまざまな食文化に寄り添う「日常酒」として、その味わいを磨き続けてきました。
そこで記事では、まず「まる」が長年愛されてきた背景を紹介したうえで、その味わいを支えるブレンド技術へと話を展開。白麹を使用した原酒や麹四段製法、複数の原酒を組み合わせる工程など、専門的な酒造りの技術についても、できるだけ分かりやすく伝えることを心がけました。
また、マーケティング担当者と品質保証担当者の双方へ取材することで、商品としての価値と、それを実現する技術の両面から「まる」を紹介しています。
特に印象的だったのは、長年親しまれてきた味わいを守ることと、新しい日本酒の可能性を追求することが、決して相反するものではないという点です。ブレンド技術は、消費者が慣れ親しんだ味を安定して届けるための技術であると同時に、異なる原酒の個性を掛け合わせ、これまでにない味わいを生み出す技術でもあります。
記事後半では、こうした技術が近年のブレンド日本酒の潮流とどのようにつながっているのかを紹介。伝統を守るための技術が、新たな価値を生み出すための技術にもなるという視点から、白鶴酒造の現在地と今後の可能性を描きました。

・<制作記事>[兵庫/白鶴酒造 ]愛され続ける食卓の“日常酒”「まる」
伝統と革新の両輪で「ブレンド日本酒」の新領域へ
https://sakeworld.jp/special/2610hakutsuru_maru/
今回の取材を通して印象に残ったのは、「変わらない味」を届け続けることの難しさです。日本酒は、原料や醸造条件によって味わいが変化するものです。そのなかで、消費者が慣れ親しんだ味を守り続けるためには、長年蓄積されてきた技術や経験、そして徹底した品質管理が欠かせません。
一方で、その技術は単に伝統を守るためだけに存在しているわけではありません。近年注目を集めるブレンド日本酒のように、異なる原酒の個性を掛け合わせることで、これまでにない味わいを生み出す可能性も秘めています。
40年以上にわたって日本の食卓で親しまれてきた「まる」。その身近な一杯の裏側に、これほど奥深い技術や工夫があることを知り、日本酒という文化の面白さを改めて感じる取材となりました。
ご依頼いただいた株式会社リーフ・パブリケーションズ様、取材協力いただいた白鶴酒造株式会社様、本当にありがとうございました。

━━━━profile━━━━
近畿圏を拠点として活動している編集ライター、カメラマン。大学卒業後、小学校教諭、塾講師、保育士を経験。2019年からは合同会社hyphenに転職し、コワーキングスペースmocco姫路スタッフ、コワーキングスペースmocco加古川の立ち上げに関わり、コミュニティマネージャーとして活動。その後兵庫県播磨地域の情報誌『まるはり』の編集・取材フォトライターを経て独立。2024年3月より大阪・福島のコワーキングスペースGRANDSLAMのコミュニティマネージャー。
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