大阪府・門真市に本社を構えるパナソニックホールディングス株式会社。同社のオウンドメディア『Future Works』にて、2026年6月に開催された、公民連携まちづくりプラットフォーム「KKPC」による「monthly open circle(moc)」のイベントレポート制作を担当しました。

・<執筆記事>肩書きではなく、人となりでつながる。
100人カイギが育む未来づくりの隣人関係【6月monthly open circle】
https://tech.panasonic.com/jp/ex007/topics/42.html
パナソニックHD『Future Works』

パナソニックグループの技術部門として、技術の研究開発だけでなく、「仕事のやり方」そのものを研究開発しているEX革新課。
・EX革新課(HP)
https://tech.panasonic.com/jp/ex007/about/
・働き方の変革を探求する: EX革新課の挑戦
https://tech.panasonic.com/jp/ex007/topics/10.html
同課が立ち上げた「働き方」の衆知が集まるメディアが『Future Works』です。社内外問わず世界中のユニークな働き方や事例をレポートして紹介しており、未来の「働く」の研究開発を進めています。
・Future Works(HP)
https://tech.panasonic.com/jp/ex007/
・Future Worksに寄稿した記事
https://ropeth.com/tag/panasonic/
公民連携まちづくりプラットフォーム「KKPC」

門真市(K)、京阪ホールディングス(K)、パナソニック ホールディングス(P)、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(C)の4者がからなる公民連携のまちづくりプラットフォーム。明確な目的や成果を前提とした集団ではなく、人と人との関係性を基盤としている共同体であり、持続可能な価値創造を目指したコミュニティ設計が最大の特徴。組織の立場や所属を越えて多様な人々がゆるやかにつながり、偶発的な会話や関係性の中から新たなアイデアやプロジェクトが生まれている。
・公民連携まちづくりプラットフォーム「KKPC」とは?
https://tech.panasonic.com/jp/ex007/topics/40.html
monthly open circle(moc)

公民連携まちづくりプラットフォーム「KKPC」から生まれた、月例の対話型イベント。パナソニックHDのTechnology CUBEを拠点とする「base」と、門真市立文化創造図書館KADOMADOで地域へ開く「field」の二つの場から構成されており、それぞれを循環させることで新たな問いや気づきを創出。多様な人が未来づくりの“隣人”としてつながる、学びと対話の場を設けている。
monthly open circle/2026年6月
6月のテーマは、全国各地で展開されるコミュニティ活動「100人カイギ」。創設者である株式会社INTO THE FABRIC代表取締役・高嶋大介氏を講師に迎え、100人カイギの仕組みやコミュニティデザインについて学ぶとともに、「自己紹介」を切り口に、肩書きや属性を越えて人と人とがつながる方法を考えました。
・100人カイギ(公式HP)
https://100ninkaigi.com/
登壇者紹介

高嶋 大介(Takashima Daisuke)
全国各地で開催されているコミュニティ活動「100人カイギ」の創設者(Founder)・見届け人。富士通株式会社でUXやデザインリサーチ、マーケティング戦略などに従事する傍ら、2017年に一般社団法人INTO THE FABRICを設立。現在は株式会社INTO THE FABRIC代表取締役として、「人と人とのゆるやかなつながりが、新たな挑戦や地域の未来を生み出す」という考えのもと、組織戦略やコミュニティデザイン、イベントマーケティングを通じ、人と企業、地域社会をつなぐ場づくりを手がけている。著書に『100人カイギをはじめよう!』。
イベントレポート制作にあたって
当日は取材・執筆に加えて写真撮影も担当。100人カイギの思想や仕組みを紐解きながら、街にいる“見覚えのある他人”が、互いの人となりを知ることで“未来づくりの隣人”へと変わっていく可能性を記事として描きました。
取材、写真撮影について
写真撮影では、講演やワークショップの進行を記録するだけではなく、参加者同士の距離が少しずつ縮まっていく様子を捉えることを意識しました。
講演パートでは、高嶋氏が100人カイギの背景やコミュニティデザインについて語る姿に加え、その言葉に耳を傾ける参加者の表情も撮影。登壇者だけではなく、話を受け取る側の反応を組み合わせることで、会場全体で学びが共有されていることが伝わる構成を心がけました。
後半の自己紹介やワークショップでは、参加者が自身の経験や価値観を振り返る真剣な表情から、グループ内で自己紹介を交わす際の笑顔まで、場の変化が感じられる瞬間を中心に撮影しています。
今回の記事のテーマは、「肩書きではなく、人となりでつながる」ことです。そのため写真においても、イベントそのものの規模や賑わいを見せること以上に、一人ひとりの表情や、誰かの話に耳を傾ける姿、対話の中で生まれる笑顔など、人と人との間に関係性が芽生える瞬間を記録することを大切にしました。











































レポート制作にあたって
今回の記事では、100人カイギの活動や6月mocのプログラムを紹介するだけではなく、「人となりを知ることが、人と人との関係をどのように変えるのか」を描くことを意識しました。
記事の冒頭では、社会心理学者スタンレー・ミルグラムが提唱した「Familiar Stranger(見覚えのある他人)」という概念を紹介しています。同じ街で暮らし、同じ建物で働き、日常的に顔を合わせながら、互いの名前も知らない。そんな都市にあふれる“見覚えのある他人”を入り口に、100人カイギが生まれた背景へと話をつなげました。
中盤では、100人カイギが全国へ広がった背景にある“再現性”と“終わり”のデザインに注目しています。誰もが開催できるシンプルな仕組みを整える一方で、「ゲスト100人で解散する」というルールを設ける。単にイベントの成功事例を紹介するのではなく、運営者の熱量やコミュニティの新陳代謝まで考えた設計思想を掘り下げることで、100人カイギという活動の本質を伝えることを目指しました。
後半では、「自己紹介」という身近なコミュニケーションへとテーマを展開。会社名や役職、実績ではなく、自身の想いや価値観、これまでの物語を伝える大事さを書き、その人自身を知ることが思わず話しかけたくなるきっかけとなり、人対人の関係を育んでいく旨をまとめました。
見覚えのある他人 → 人となりを知る → 顔見知りになる → 関係が生まれる。
記事全体を通してこの変化を描き、最後には、街ですれ違うだけだった人々が互いの想いを知り、新たな挑戦や協働を支え合う“未来づくりの隣人”へと変わっていく可能性を提示しました。

・<執筆記事>肩書きではなく、人となりでつながる。
100人カイギが育む未来づくりの隣人関係【6月monthly open circle】
https://tech.panasonic.com/jp/ex007/topics/42.html
ご依頼いただいたパナソニックHDの皆様、取材に協力してくださった皆様、本当にありがとうございました。


━━━━profile━━━━
近畿圏を拠点として活動している編集ライター、カメラマン。大学卒業後、小学校教諭、塾講師、保育士を経験。2019年からは合同会社hyphenに転職し、コワーキングスペースmocco姫路スタッフ、コワーキングスペースmocco加古川の立ち上げに関わり、コミュニティマネージャーとして活動。その後兵庫県播磨地域の情報誌『まるはり』の編集・取材フォトライターを経て独立。2024年3月より大阪・福島のコワーキングスペースGRANDSLAMのコミュニティマネージャー。
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