【大阪府・福島】コワーキング・イベントスペースGRANDSLAMにて「ことばとこころとからだvol.2」を開催しました。

大阪府・福島にあるコワーキング・イベントスペース「GRANDSLAM(グランドスラム)」にて、言葉と文章を愛する人たちの集いである、「ことばとこころとからだ vol.2」を開催しました。

・「ことばとこころとからだvol.1」はこちらから
https://ropeth.com/2022/12/17/grandslam-kokorotokotobatokarada1/

大阪福島コワーキングイベントスペースGRANDSLAMグランドスラムことばとこころとからだライター

会場情報【コワーキング&イベントスペース『GRANDSLAM』】

大阪福島コワーキングイベントスペースGRANDSLAMグランドスラムことばとこころとからだライター

「成長・共創・つながり」という3つのコンセプトを軸に運営している、2019年8月設立のコワーキングスペース・イベントスペース GRANDSLAM。快適な作業環境を提供するだけでなく、学べるイベント、つながれる機会の創出などを通し、関わる人たちのビジネスの可能性を広げ続ける進化系スペースです。

大阪福島コワーキングイベントスペースGRANDSLAMグランドスラムことばとこころとからだライター
大阪福島コワーキングイベントスペースGRANDSLAMグランドスラムことばとこころとからだライター

・コワーキング・イベントスペース「GRANDSLAM(グランドスラム)」HP
https://grandslam.osaka/

・「GRANDSLAM(グランドスラム)」紹介記事(note)
https://note.com/gsmp2019/n/n3e443736e353

「ことばとこころとからだ」イベント概要

大阪福島コワーキングイベントスペースGRANDSLAMグランドスラムことばとこころとからだライター

「言葉や文章を愛する人たちと、一緒に楽しく語りたい!」

そんな想いから生まれた当イベント。
集まるのはライターや作家、エッセイスト、俳人、作詞作曲家、ナレーターなど、文章に関わるお仕事の方々はもちろん、純粋に文章や言葉が大好きな人たち。

大阪福島コワーキングイベントスペースGRANDSLAMグランドスラムことばとこころとからだライター

本や新聞記事、エッセイやネットのコラムなど、お互いの好きな文章を紹介し合ったり、テーマに沿って文章を書いてみたり、「楽しく書く」をモットーに毎月遊んでいます。

大阪福島コワーキングイベントスペースGRANDSLAMグランドスラムことばとこころとからだライター
大阪福島コワーキングイベントスペースGRANDSLAMグランドスラムことばとこころとからだライター

・ことばとこころとからだ詳細
https://ropeth.com/kotoba-kokoro-karada/

「ことばとこころとからだvol.2」イベントスタッフ

大阪福島コワーキングイベントスペースGRANDSLAMグランドスラムことばとこころとからだライター

・中野 広夢(なかの ひろむ)
兵庫県を拠点として活動しているフリーの編集ライター、カメラマン。大学卒業後、小学校教諭、塾講師、保育士を経験。2019年からはコワーキングスペースのコミュニティマネージャーとして活動。その後兵庫県播磨地域の情報誌『まるはり』の編集を経て独立。

Twitter:https://twitter.com/ropeth 
Instagram:https://instagram.com/ropeth 

大阪福島コワーキングイベントスペースGRANDSLAMグランドスラムことばとこころとからだライター

・前田 岳人(まえだ たけと)
大阪堀江・心斎橋のパーソナルジム「W-GYM」の代表トレーナー。医師から学べる運動指導者向けオンラインサロン「CRACK」主宰。自著にネット小説『ジムに入会したら国を救う破目になった』がある。

Twitter:https://twitter.com/maetake88 
Instagram:https://instagram.com/maetake0530 

「ことばとこころとからだvol.2」イベント詳細

【日時】
2023年1月21日(土)
14:00〜17:00

【場所】
コワーキング&イベントスペース「GRANDSLAM(グランドスラム)」 
〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島7丁目17-9 大包ビル2F 
https://grandslam.osaka/

【参加費】 
1,500円 

【募集人数】 
先着10名 

【タイムスケジュール】 
9:00~14:00   参加費の中にコワーキング一日使用料が含まれております。自習、お仕事、課題執筆等にご活用ください。
14:00~14:20 自己紹介、アイスブレイク
14:20~15:20 今月出会った素敵な文章の紹介 
15:20~15:30 休憩 
15:30~16:30 課題執筆の講評会 
16:30~17:00 クロージング、交流会 
17:00 解散 

【参加にあたって】 
・今月印象に残った文章をご用意してご参加ください。 本、雑誌、ネット記事、歌詞、ポスター広告、メール、LINEなど、媒体や形式は問いません。 
・課題執筆のテーマは「別れ」「故郷」です。こちらもご用意の上ご参加ください。 記事、コラム、論説文、エッセイ、歌詞、キャッチコピーなど、形式は問いません。文章ファイルの形式はGoogleドキュメントにて、参加者全員が見られるようにお願いいたします。(難しい方はこちらでアップロードするので、ワードファイルでも可)
・執筆いただいた文章は、発表後にnoteやご自身のブログ等へご自由に掲載ください。
・参加費は現金でお願いいたします。 
・直前のキャンセルの場合、キャンセル料をいただく可能性がございます。参加が厳しくなった場合はお早めにご連絡ください。
・ご友人やお仕事仲間など、当イベントに興味のありそうな方もお誘いいただけると嬉しいです!ぜひ一緒に文章で遊びましょう!

ことばとこころとからだvol.2」イベントレポート

<前半>今月出会った素敵な文章の紹介

前回に引き続きご参加いただいた方を含め、今回は4名での開催。新しいメンバーを迎え、少人数ではありましたが、その分イベント時間をたっぷりと使い、文章について広く深く語り合うことができました。

大阪福島コワーキングイベントスペースGRANDSLAMグランドスラムことばとこころとからだライター

前半は、各々が今月出会った素敵な文章を紹介し合いました。

前回に引き続きご参加いただいた心理系ライターのしろくまさんは、小説『モモ』の一節を紹介。小学校高学年向けの児童書とは思えない重厚なストーリーと、人類普遍のテーマである「時間」の考え方に迫った名著です。

内容の紹介はもちろん、各々の暮らし方や生き方における価値観が引き出され、序盤にも関わらず積極的な対話が行われました。

「タイパ(タイムパフォーマンス)」が重要視される現代にあって、もう一度読み返したいと思える一冊です。

続いて、スタッフでありパーソナルトレーナーを生業とされている前田さんは、ご専門のランニング関係の書籍をご紹介。

もう表紙からしてすごい情報量。9つのフルマラソンを完走したチベット高僧が「走ること」と「瞑想」について書いた一冊で、どこをどう取り上げても面白い内容です。前田さんの豊かなトーク力も相まって、参加者は釘付けになりました。

特に注力して語られたのが「マインドフルネス」。本イベントのタイトルにも含まれている「こころとからだ」の関係について、パーソナルトレーナーとしての立場から具体例を挙げてお話いただきました。

なんでも、ストレスを抱えると心の状態が身体に影響し、首や肩、腰といった部位が固くなるそう。納期に追われている今、自分の身体はカッチカチになっているはず……。

こころを整えることは、身体を整えること。教えてくださった「呼吸に意識を向ける」ことから取り組んでみます。

今回初参加のデザイナー、ちひろさんからは雑誌『nice things.』Issue.66。

・『nice things.』Issue.66
https://nicethings.jp/magazine/issue66/

超おしゃれ。初見の感想はその一言でした。

「嘘のない言葉で書かれている文章が好き」と話すちひろさん。ページをめくって早速拝読。洗練されたデザインばかりに目を惹かれそうになりますが、文章に目を通してみると、なるほど、ちひろさんのおっしゃる意味がわかりました。

背伸びして、綺麗に見せようとしている言葉が無い。「嘘のない」血の通った言葉が並んでいます。本当、どうやったらこんな素敵な文章が書けるんだろう。

自分は文章を書くことを生業としていますが、この辺りがめっぽう弱い。どうしても狙った言葉になってしまいます。以前からずっと、悩んでいる部分でもありました。

でもここを乗り越えて、なんとなく使ってきた言葉が”自分の言葉”になっていけば……。
以前インタビューしたライターさんのように、手触りを感じられるような文章を書けたら……。
もっともっと文章を書くのが楽しくなるんだろうな。

note『自分の言葉』より。

「請負の仕事が多いと、自分の発信したいことがわからなくなるんです」と、正直に悩みを吐露したところ、「わかる」といった共感や、「自由に書ける場所で、正直に気持ちを綴るといいよ」などのアドバイスをいただきました。

憧れの文章に出会うと、「こんなんどうしたら書けるねん!」とむしゃくしゃした気持ちになります。でも、「その悔しさを持てるうちは成長できるよ」と心強い言葉をいただけたので、もう少し頑張ってみようと思えました。


誰かにとっての素敵な出会いが、自分にとっても素敵な出会いになる。一人のアンテナでは見つけられない言葉や文章に出会える至福の時間を過ごした前半。ここまでざっと1時間強。あっという間に時間が過ぎていきました。

<後半>課題執筆の講評会

休憩を挟んだのち、イベント後半へ。

課題として設けていたテーマについての執筆記事をお互いに講評し合いました。参加者全員がイベント当日までに課題を仕上げており、うち二人は読み応えのある文学的文章を執筆。今後お二人の作品を読むのがとても楽しみになっています。

ちなみに、講評と言っても、改善点を指摘し合うというよりは良い部分を評価し合う方に重点を置いています。理由としては、「文章が上手に書けるようになる」ことより、「楽しんで文章を書き続けられる」ことを大事にしたいから。「書くべき」ではなく、「書きたい」で楽しめる会を目指しています。

以下に、レポートに掲載許可をいただいた参加者の作品をご紹介。ぜひご高覧ください。

・前田岳人さん『すれ違う電話』
https://kakuyomu.jp/works/16817330652290724044/episodes/16817330652290740922

大ボリュームの超大作。前田さんらしい力強い文体で、個性が光る作品との意見が多かったです。起承転結の流れが綺麗なのもポイント。


大阪福島コワーキングイベントスペースGRANDSLAMグランドスラムことばとこころとからだライター

対話は終始盛り上がり、惜しみつつも終了の時間へ。タイトル通り、「言葉」と「心」と「身体」について深く考え語らう充実した時間となりました。

ご参加いただいた皆様、素敵な時間をありがとうございました。ぜひ来月も一緒に文章を愛でましょう。

次回「ことばとこころとからだvol.3」

来月開催される「ことばとこころとからだvol.3」については、以下の参加フォームからどうぞ。言葉や文章を愛する人と出会い、語られることを楽しみにしております。ぜひお気軽にご参加ください。(※終了しました)

・イベントレポート
https://ropeth.com/2023/02/28/grandslam-kokorotokotobatokarada3/


兵庫県神戸市加古川市姫路市ライターカメラマンロペス

━━━━profile━━━━
兵庫県を拠点として活動している編集ライター、カメラマン。大学卒業後、小学校教諭、塾講師、保育士を経験。2019年からは合同会社hyphenに転職し、コワーキングスペースmocco姫路スタッフ、コワーキングスペースmocco加古川の立ち上げに関わり、コミュニティマネージャーとして活動。その後兵庫県播磨地域の情報誌『まるはり』の編集・取材フォトライターを経て独立。
━━━━━━━━

タイトルとURLをコピーしました