兵庫県播磨地域を拠点に活動するサッカークラブ「Cento Cuore HARIMA(チェント クオーレ ハリマ)」。関西1部リーグに所属し、JFL昇格を目指して破竹の勢いで躍進する同チームの、「アストエンジ関西リーグ 第3節 vs AS.Laranja Kyoto (ムサシ朝市コラボ試合)」の試合写真撮影を担当しました。

Cento Cuore HARIMAとは?
兵庫県播磨地域に拠点を置く、関西1部リーグ所属のサッカーチーム。1976年に兵庫教員サッカー部として立ち上がり、ここに至るまでセントラルSC神戸、セントラル神戸、バンディオンセ神戸、バンディオンセ加古川、そしてCento Cuore HARIMAと、多くの名前を持って来たチームです。

・Cento Cuore HARIMA(HP)
https://www.centocuore.com/
・Cento Cuore HARIMA(Instagram)
https://www.instagram.com/centocuore.harima/
2018年に第53回関西サッカーリーグ優勝、2019年には第55回全国社会人サッカー選手権ではベスト8に進出するなど、目覚ましい活躍を見せています。
現在はJFL(日本フットボールリーグ)昇格を目指し、監督やコーチ、選手はもちろん、ファンやスポンサー企業などが一丸となって取り組んでいます。

地域との交流・連携も盛んに行なっており、地域イベントへの参画や播磨地域でサッカーに取り組む青少年の育成などの活動も。
・サッカー「チェント・クオーレ・ハリマ」と加古川南高、地域活性化へ二人三脚 連携協定を締結(神戸新聞)
https://www.kobe-np.co.jp/news/touban/202209/0015667482.shtml
・チェント・クオーレ・ハリマと高砂高が包括協定 連携し地域活性化推進(加古川経済新聞)
https://kakogawa.keizai.biz/headline/2489/
まさに地域に根ざし、長らく地域スポーツを牽引してきたサッカーチームです。
・これまでに撮影したCento Cuore HARIMAの試合写真
https://ropeth.com/tag/centocuoreharima/
撮影の様子
アストエンジ関西リーグ第3節。試合会場となったのは、Cento Cuore HARIMAのホームスタジアムである日岡山公園グラウンド 。

今回の試合はムサシオープンデパート朝市との合同開催とあって、いつにも増して参加者が多く、会場は大盛り上がりでした。グラウンド付近には出店が並び、ミニサッカーを楽しめるアクティビティスペースも用意。普段地域スポーツに馴染みのない方々でも楽しめる工夫がされており、地域の一大イベントとなっていました。
・株式会社ムサシのイベント(SAVE KAKOGAWA FES 2023)に参加した際のレポート
https://ropeth.com/2023/08/11/savekakogawafes1/




試合開始時刻が迫ると、Cento Cuore HARIMAの選手を送り出すべくグラウンド入口付近に長蛇の花道がつくられ、参加者たちが口々に応援の言葉をかけていました。








選手入場後は、オープニングアクトとして力強い和太鼓の演奏が披露され、会場の熱量は一気に最高潮へ。



選手たちの集合写真を撮影した後、試合開始のホイッスルが鳴りました。


試合写真(Cento Cuore HARIMA vs AS.Laranja Kyoto)
写真撮影はチーム指定の相手ゴール裏エリアから実施。望遠レンズを駆使し、ドリブルをしかける選手や力一杯ボールを蹴る選手など、躍動感のあるカットを中心に狙いました。








また、試合中の真剣な眼光を放つ選手たちの表情も撮影。





ゴール前の混戦や空中戦、苛烈なディフェンスに立ち向かう選手の姿など、迫力あるカットも撮影しました。









試合は惜しくも敗北となりましたが、力一杯プレイした選手たちへあたたかい声援を送るファンの姿が見られました。









合同開催:ムサシオープンデパート
試合後は応援に訪れていた子どもたちにグラウンドを解放。選手たちと一緒にサッカーを楽しむ子どもたちの表情はイキイキと輝いていました。




陽が落ちて周りが暗くなってきた頃、ムサシオープンデパートにて選手との交流会が開催。つい先ほどまで目の前で闘っていた選手たちと話せるとあって、ファンは大喜び。ピッチ上から帰ってくる時は表情が暗かった選手たちですが、ファンからの労いや励ましの言葉を受け、徐々に明るくなっていきました。











これまでCento Cuore HARIMAの試合写真を撮影してきて、地域におけるスポーツの可能性を強く感じます。特にホームスタジアムである日岡山公園で試合がある際は、ファンの方々が集い、地域に大きな活力が生まれていました。実際に、国のスポーツ庁では地域スポーツのポテンシャルを活かし、地域活性化を目指そうという取り組みを全国で進めています。
・スポーツの力を活かせ! 地域活性化のカギは「地域スポーツコミッション」
https://sports.go.jp/tag/policy/post-135.html
同庁は地域SC(スポーツコミッション)を「スポーツによる“まちづくり”にとって重要な存在」としており、株式会社ムサシはまさにこの役割を果たしていると言えるでしょう。
スタジアムやグラウンド、そして地域スポーツチームが地域において果たせる役割はもっとあるはず。今回のCento Cuore HARIMAのホーム試合は、そんな大きな可能性を感じさせてくれるイベントでした。
ご用命いただいたGMの滝野様、本当にありがとうございました。

━━━━profile━━━━
近畿圏を拠点として活動している編集ライター、カメラマン。大学卒業後、小学校教諭、塾講師、保育士を経験。2019年からは合同会社hyphenに転職し、コワーキングスペースmocco姫路スタッフ、コワーキングスペースmocco加古川の立ち上げに関わり、コミュニティマネージャーとして活動。その後兵庫県播磨地域の情報誌『まるはり』の編集・取材フォトライターを経て独立。2024年3月より大阪・福島のコワーキングスペースGRANDSLAMのコミュニティマネージャー。
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